技術研究部会

シビルセミナー(2014年)

2014年08月22日 [ 服部エンジニア株式会社 荒木昇吾 ]

第10回【研究論文】限界状態設計における活荷重の評価方法に関する私見[PDF/396KB]

橋梁の設計法に限界状態設計法の導入が検討されている状況を踏まえ,最適な各種の安全係数の設定に資することを目的としている.本稿では,1 組の軸重が問題となるような場合を想定し,主として終局限界状態の活荷重の評価に関する私見を述べる.
2014年07月29日 [ 富士設計株式会社 本多美仁・渡邉一弘 ]

第10回 富士山世界文化遺産 構成資産「白糸の滝」[PDF/1816KB]

昭和12 年に、国の名勝及び天然記念物として指定された「白糸ノ滝」は、世界文化遺産登録を目指す「富士山」の構成資産に選定されたことを受け、国指定文化財として本質的価値にふさわしい環境整備を行うべく、関係機関と共に検討を重ねてきた。
こうした中、「白糸ノ滝」第二次保存管理計画の選定やその後の地震(平成23 年3 月15日)、台風(平成23 年9 月21 日の台風15 号)の自然災害の発生という状況変化が生じたことから、これらの影響を反映した検討を加え、整備方針をまとめた整備基本計画を策定した。
本計画の策定に当たっては、国(文化庁・環境省)及び静岡県の指導のもと、“名勝及び天然記念物「白糸ノ滝」整備基本計画策定委員会”を設置し、各方面の権威である委員(有識者7名)の審議を経て取りまとめたものであり、今後、計画に基づく整備の具現化に取り組むものである。
当社においては、整備基本計画の策定、現況測量、用地測量、地質調査、整備実施設計 護岸設計の全工程について関わっている。
今回は、全容をイメージ的に伝えるよう整備基本計画の概要について報告する。
2014年07月29日 [ 昭和設計株式会社 坂詰浩二 ]

第10回 遠州森町スマートIC周辺の渋滞対策の実践[PDF/2785KB]

平成24 年4 月に新東名高速道路が開通したことにより、森町の平成24 年度の観光交流客数は前年度対比12%増の約110 万人に増加した。
また、平成26 年3 月には、遠州森町スマートIC が開通となり、観光交流客数の更なる増加が見込まれている。
しかし、観光交流客数の増加により、初詣や紅葉シーズンは、遠州森町スマートIC 周辺の小國神社に向かう道路において激しい渋滞が発生している。
これにより、観光客の貴重な時間が奪われ、小國神社だけを参拝する単発の観光が多くなり、その結果、森町全体の地域振興に繋がっていない状況となっている。
このため、森町では当該箇所の渋滞緩和を図り、観光時間の拡大による地域振興を促進していくことが喫緊の課題となっている。
本稿では、当該箇所における渋滞の発生要因と渋滞対策の基本的な考え方を示すとともに、平成25 年の紅葉シーズン及び平成26 年の初詣シーズンに試行した渋滞対策の結果や次年度以降の取り組みについて紹介する。
2014年07月29日 [ 株式会社松井測量設計事務所 石間 誠・松浦正利 ]

第10回 癒しの森の整備に向けた課題[PDF/1534KB]

森林には、水源の涵養など複数の機能がある。これらの機能のうち、森林浴などでもたらされる「癒し」などの保健休養機能の増進を目的に整備されるのが「生活環境保全林整備事業」である。
生環林整備事業は、林野庁所管の治山事業の中で行われる公共事業であり、事業主体は都道府県である。
このため、県内にもこの事業で整備された森林がいくつかあり、地域住民の憩いの場になっている。
事業内容は、森林を利用するための森林整備と森林を保全するための治山工事の施工が主体である。
静岡県では、この事業を行うに当り、平成24 年度に全体計画の策定業務を実施した。そこで、弊社はその業務の実施に当たり、いくつかの工夫をしたのでそれを紹介する。
2014年07月29日 [ 静岡コンサルタント株式会社 内田雅一 ]

第10回 橋脚柱・深礎杭一体構造の桟道橋橋脚の耐震性能照査[PDF/1341KB]

本業務は(国)136号線伊豆市の大久保桟道橋(1号橋,2号橋,3号橋)の耐震補強設計業務(橋脚耐震性能照査,落橋防止システム詳細設計,橋梁補修設計)である。このうちの1号橋橋脚耐震性能照査について報告する。
2014年07月29日 [ 株式会社フジヤマ 近藤康浩 ]

第10回 長期未整備都市計画公園の効率的な整備に向けて[PDF/1415KB]

浜松市では、既存の都市計画公園の中で未開設区域が存在するものについて、現状等を踏まえたうえで、それら未開設公園の必要性や区域の妥当性を社会情勢の変化に照らし合わせて検証し、都市計画公園のあるべき姿を個別に示す「見直し計画」の策定に取組んでいる。また、見直し計画で必要性や妥当性が確認された未開設区域については、効率的、効果的に整備するために、整備の優先順位付けを行い、事業着手の目途を示す「整備プログラム」を策定する予定である。
本発表では、この「見直し計画」と「整備プログラム」を策定するうえでの考え方を示す「見直し方針」と「整備の優先付け方針」について、説明するものである。
2014年07月29日 [ 不二総合コンサルタント株式会社 高橋あゆみ ]

第10回 浜松市循環まちバス「く・る・る」の新運行システムの提案[PDF/1747KB]

平成23年度に運行開始から10年目を迎えるにあたり、これまでの「く・る・る」運行事業を検証・評価するとともに、今後の事業継続のため、運行システムの改善について検討を実施したものである。
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